2015鶴翔会東京支部だより(総会報告)



平成27年度鶴翔会(岡山医学同窓会)東京支部より
鶴翔会東京支部長 土岐 彰

平成27年11月8日(日)に「水交会」で、鶴翔会東京支部会 総会・懇親会が行われました。例年、土曜日の夕方より行われていましたが、外来をされている先生方は出席が難しいとのご意見があり、今回は日曜日の昼食時に試行することとなりました。また、今回は鶴翔会本部より医学部長の大塚愛二先生をお招きし、「岡山大学の現状と展望」についてご講演をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
講演内容として、岡山大学の歴史が紹介され、明治3年岡山藩医学館として始まり、今年で145周年になること。岡山藩医学館は現在の東山公園のあたりにあったと思われること。国立大学改革計画として「最先端研究開発機能の評価」というカテゴリーに入ったこと。 2年前には文部科学省の「研究大学評価推進促進事業」として全国19大学3研究機関の中の1つとして採択されたこと。昨年「スーパーグローバル大学タイプB(牽引型)」となり、国際競争に取り組む大学として認められたこと。「橋渡し研究支援拠点」「臨床研究中核病院」として選ばれ、中四国での岡山大学の役割が大きくなってきていること。公的6病院が連携協力し、1法人のもとに運営される「岡山大学メディカルセンター構想」が動いていること。国際貢献としてミヤンマーへの支援(人材育成)を行っていること。教育では国際臨床に対応するために60分クオーター制と72週間の臨床実習を取り入れたカリキュラムを実現したこと。等々、現在、大塚医学部長の初心表明に言われた「教育 研究 社会貢献」をモットーに多岐にわたり岡山大学がさらに飛躍していることが熱く述べられました。
講演会終了後、全員の集合写真を撮り、大塚先生を交えて懇親会が開宴されました。参加者の自己紹介は、例年同様に時間厳守で行っていただき、和やかなムードで親睦を深めることができ、時間内に無事お開きとなりました。今回は昼間ということもあり、いつもは気付かなかった庭園風景も十分に堪能することができ、この企画も良いのではないかというご意見もいただきました。
今後は東京近隣の研修医の先生方にも積極的に参加を促し、鶴翔会東京支部が東日本の岡山医学同窓会の拠点になるように発展させたいと思っています
現在、東京支部へのML登録メンバーは146名です。

次回開催予定日:平成28年11月6日(日)12:00から
場所:水交会 東京都渋谷区神宮前1-5-3 電話 (03)3403-1491
なお、次回も総会を日曜日の昼間に行う予定です。
鶴翔会(岡山医学同窓会)東京支部のHP:http://kakushokai.net/index.html
HPに当日の集合写真やスナップ写真を載せています。ご覧下さい。

ご参加いただいた先生(卒業年度順)
岡本孝之(S31卒)、池上晃子(旧土谷)(S 38卒)、木南英紀(S43卒)、高田佳輝(S43卒)、大坂浩二(S46卒)、三宅 仁(S52卒)、土岐 彰(S53卒)、横田恭子(旧恒次)(S53卒)、上川床優子(旧美奈川)(S57卒)、池田正明(S58卒)、三宅健介(S59卒)、日下部伸三(S60卒)、畝川芳彦(S60卒)、伊丹滋人(S61卒)、山本秀樹(S63卒)、興津 輝(H2卒)、浅原弘嗣(H4卒)、西村 渉(H5卒)、鈴木良地(H6卒)

また、今回も素晴らしいニュースが飛び込んできました。
逗葉医師会会長の池上晃子先生(昭和38年卒)が、平成27年7月6日に神奈川県民功労者表彰を受けられました。鶴翔会東京支部として大変名誉なことであり、ここにご紹介申し上げます。
池上晃子先生からのご挨拶

神奈川県民功労賞は、公共の福祉に貢献し、其の業績が特に優れた人を顕彰する目的とした県民表彰で、社会福祉、保健衛生、経済、産業、教育、文化などの分野から選ばれます。私は保健衛生部門で、長年医療に携わり地域住民の健康増進に努めるとともに、逗葉医師会会長を歴任し地域医療の充実に優れた成果を上げ、保健衛生の向上に尽くしたということで受賞しました。今年の受賞者は42人でした。所属医師会の理事を17年、会長を4年務めたことが認められたものと思います。

「池上晃子先生受賞写真」