（同窓会報2024年10月発行）



2024年４月より前支部長の三宅健介先生（東京大学医科学研究所教授）から伝統ある鶴翔会東京支部長を引き継ぎました。新支部長として６月１日に岡山で開催された鶴翔会総会に出席する機会をいただきました。豊岡伸一医学部長をはじめとした現職の教授の皆様、諸先輩にもお目にかかることができました。また、7月21日には岡山大学Alumni（全学同窓会）の東京支部会があり、鶴翔会を代表して参加してきました。

鶴翔会東京支部について簡単に説明させていただきますと、名古屋（中部地方）以東の関東･甲信越・東北･北海道をカバーする広域の支部です。岡山大学は歴史的にも岡山県をはじめとした中国四国地方で活躍する卒業生が圧倒的に多いのですが、岡山大学の枠にとどまらず活躍している卒業生が多いのも事実です。特に2004年に現行の臨床研修必修化が施行されて以来、卒後研修を首都圏で行い、その後も首都圏でキャリアを積む卒業生が増えている印象を持ちます。鶴翔会の卒業生名簿（2022年版）によると東京都内在住の会員が290名おり、岡山県3,596人、広島県946人、兵庫県671人、香川県545人、愛媛県350人に次ぎ6位となっています。首都圏（一都三県）でも千葉県88人、神奈川県84人、埼玉県56人の会員がおります。

鶴翔会東京支部の活動として、例年東京支部の総会を11月の週末に開催しております。これまで渋谷区の表参道の公益財団法人水交会のクラブハウスで開催しておりましたが、今年はJR新橋駅の最寄りの鳥取県・岡山県のアンテナショップ(Tottori-Okayama新橋館)で開催します。首都圏在住の会員の親睦・情報交換の場（特に女性・若手の会員）、母校岡山大学の研究教育面での支援等に役立てば幸いです。

鶴翔会支部総会・講演会には東京支部の会員でなくとも、上京する機会のある会員の方はお気軽にご参加下さい。また、この場を借りて宣伝させていただきますと岡山大学那須保友学長は年に3-4回程度、岡山大学卒業生との懇話会を開催されております。鶴翔会の会員の皆様もご参加いただけたらと存じます。